デザイニングWebアクセシビリティ: アクセシブルな設計やコンテンツ制作のアプローチ 読書感想
アクセシビリティの配慮を行うことは、障害者や高齢者だけでなく、あらゆる人に恩恵をもたらす可能性があります。
Webは他のメディアと比べて圧倒的にアクセシブルです。 インターネットに接続できる環境があれば、いつでも好きなサイトにアクセスすることができます。 さまざまな特性の人が自由に利用でき、地理的、時間的な制約もほとんどありません。 車椅子の人も気軽にショッピングができますし、全盲の人でも気軽に新聞を読むことができます。 Webを使えば、誰もが社会に参加できるチャンスを持つのです。
引用: デザイニングWebアクセシビリティ: アクセシブルな設計やコンテンツ制作のアプローチ
最近UXの勉強をしているのですが、UXの根底にあるアクセシビリティについて学ぼうと思って読むことにしました。
どんな人が読むといいのか
- Webディレクター、Webデザイナー(マークアップしない人も)
- マークアップエンジニア、フロントエンドエンジニア
アクセシビリティってマークアップ寄りな印象があるものだと思うんですが、 この本はコンテンツの情報設計寄りの内容なので、ユニバーサルデザインやユーザビリティ、SEO周りを考える人に良さそうだなと思いました。
読んでどうだったか
問題点と解決アプローチと実例が挙げられているので、 「ダメだと書いてはあるけど、で、どうしたらいいの…」ともやもやするという事態(←よくある)にならず、気持ちよく読み進められました。
今の所、実務で「WCAG2.0のAAAに対応してくれ」と言われることはなかったんですが、 ひとまず、これから段階的にアクセシビリティ対応を導入しつつ、言われてなくてもナチュラルに対応していくぞ!という気持ちでいます。
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腹筋さんに教えてもらった漫画なのですが、ロービジョンの方の見え方・感じ方がよく理解できる内容で、アクセシブルであることがいかに重要であるのかを自分ごととして考えることができてよかったです。
本を読みながら・読む前にどうぞ!
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