マッチングアプリを作ろうと思って恋愛本読み漁ったわたしのオススメの本2冊

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マッチングアプリを作ろうと思って恋愛本読み漁ったわたしのオススメの本2冊

こんにちは、むろです。 表題の件です。

タイトル画像とtitleにある通りなんですが、1月中、マッチングアプリを作ろうと思って恋愛心理学や恋愛周辺の本を読めるだけ読んだ(遅読なのでたった8冊なんですけど…)ので、その中から「恋愛心理学とか難しいことはいいので、手っ取り早くしあわせになる方法教えてほしい」という人にオススメの本2冊を紹介します。

どちらも恋愛心理学で提唱されている理論がエビデンスベースにあるので、「100人の女抱いた俺が実践から解く女の落とし方」「ホステスやった私が男をトリコにする女とは」のような、統計学的に実証されていない1人(モテる人が独自の視点で)が自分語りするものと違って信頼性が高く、恋愛心理学を説いてくれているだけの本と違って実例や解決策も提示してくれているので読了に謎の達成感(恋愛完全に理解した => エンジニア仕草の「完全に理解した」=「概要理解した=詳細は知らんけど」)がでます。

自分の恋愛に当てはめる事もできるし、わたしみたいに「今とくに対象がいない」方でも「Aくん(ちゃん)じゃんこれ…」みたいに周りの人の恋愛に当てはめて読むことができて楽しいと思います。

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  • どんな人が読んだらいいか: 恋愛交際に悩みを持つことが多い、長続きしない(自分は結婚を見据えた長期交際なのに相手がそうならない)などの問題があるひと

恋愛タイプの分類をアタッチメント・タイプの角度から、人類をたった3つに分けて提唱されている理論がベースです。

Sタイプ(安定型)、Nタイプ(不安型)、Vタイプ(回避型)が、交際においてアタッチメント(愛情の対象との距離)をどう捉え、どう対処しようとする傾向があるのか(が、問題の鍵です)を、実例を挙げながら説明してくれています。

Nタイプ(不安型)は日本で属にいう「メンヘラ」のことですが、なぜNタイプの人が「メンヘラ仕草」を爆発させてくるのかが理解できるので、 交際相手がその傾向が強い人が読むにはとても参考になると思います。 が、個人の感想としてNタイプ(不安型)をどうやってなおしたらいいのかの部分が「それができるなら安定してるのでは…(できないから不安なのでは…)」となったので、自分がNタイプだと思う方は2冊目も読むのがオススメです。

Vタイプ(回避型)は「一人の時間が絶対必要。人との距離が近いとつらい。同棲も結婚も想像できない。」みたいな人のことで、このひとは恋愛対象ではなく自分自身に問題を持っているタイプなんですが、それをなおす方法も挙げられているので、自分がVタイプではない場合は交際相手のためにも、自分がVタイプの場合は自分の今後の人生のためにも読むのをオススメします。

ちなみに私はもともとVタイプ(回避型)で、Sタイプ(安定型)に修正しようとしていた(名前がついてることは知らなかったけど現象を問題として自覚していた)ところだったので、とても参考になりました。

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  • どんな人が読んだらいいのか: 今の恋愛(片思いも含め)を成就させたい、(前述の本で)Nタイプ(不安型)なのをなおしたい人

この本は前述の本と違って、恋愛心理学の理論やそれの説明は全くなく、男性と女性それぞれの目線(性質)からストーリーを追いつつ問題の解決方法を教えてくれる物語形式の本です。 「好きな人へのアプローチをどうしたらいいのかわからない…(自分に自信がなくて)」という人は背中を押してもらえるし、「彼(彼女)からの連絡を待ち続けてしまう(依存してしまう)のをどうにかしたい」という人は自我の取り戻し方とかが書かれていて、前述の本のNタイプ(不安型)の人はとても参考になる本だと思います。

男性性・女性性について特性と傾向について説明されていて、流れに沿って双方を読み解くことができるので、ベストパートナーを見つけやすい人になる・自分がベストパートナーになることができるんじゃないかなー(だといいね)ということでオススメです。

どちら(男性性、女性性)にしても、自分の気持ちを素直に表現することが魅力的な人物であることになるので成就率も高くなるんだな〜というのが大きな感想でした。

あと、個人の感想ですが、この本の直前に読んでいた「 恋愛心理学特論: 恋愛する青年/しない青年の読み解き方 | 康雅, 高坂 |本 | 通販 | Amazon」で言及されている「アイデンティティのための恋愛」、「エネルギーで捉える青年期の恋愛」(エネルギーとはリビドーのことを指します)あたりの内容とリンクしていたので「まさにアイデンティティの確立とエネルギー奪い合いなー」と、楽しく読めました(この本はストーリー重視なので、ガチの恋愛心理学論 = エビデンスについての説明、は省かれているけど、それらから大きく外れてもいないと感じたので楽しかった)。


他にもおすすめの本はあるんですが、とりあえずこの2冊は面白い(平易な表現なので読み解きやすい)のと実践に適用できるコスパの良さからオススメです。