カジュアル面談13社受けました。

カジュアル面談13社受けました。
カジュアル面談13社受けました。
未経験から人類やってる駆け出しホモサピエンスこと、むろです。

表題の件についてです。

11月ぐらいから、フリーランスから正規雇用に転向意識が働き始めたので、転職活動をはじめました。

転職活動をするのがかなり久しぶりなので「カジュアル面談からやってみよう」ということで活動してみた結果、およそ1ヶ月で13社の各御社とお話しさせていただいたことになりました。

あくまで個人的な感想ですが、転職・採用活動における情報の1つとして参考としてもらえると嬉しいなということで、書きます。

どういう人に読んでほしいか

  • 転職の意識が高まっている方
  • UIデザイナーやエンジニアなど、プロダクト開発メンバーの採用に関わっている方

サマリ

生き急いでいる方のため、三行で纏めます。

  • スカウト(リファラルも)からのカジュアル面談は「個別会社説明会 件 0次面接」。
  • こちらの期待するカジュアル面談は「求人情報では得られなかったエントリーの判断材料になるものを得る機会」。
  • 小さな組織ほどカジュアル面談で選考が走っている。

というわけで、3行では説明しきることができるはずないので、下記、詳細です。

突然の自己紹介

わたしというペルソナの情報も必要だと思うので、今更ですが。

  • フリーランスでUIデザイナー9年目(Webの実装スキルがあるのが強み(Rails, React, Git など))
  • 知的好奇心が強く、勉強会に意欲的に参加する(なんならボランティアで運営スタッフもするし、自分が主催することもある)
  • 初対面の人と「昔からの知り合い」のような温度感で会話する(と、よく言われる)メンタリティを持つ

という感じで、業界の知り合いが少なくはないほうです。

カジュアル面談への流れ

わたしの今回の場合、入り口は

の割合でした。

転職意向を開示していたのはスカウト入り口となった3サービスのみ(Twitterはわたしのツイートを見て反応いただいてる)で、 選定理由(Twitter以外)は、「交流が続いている知人・ともだちが現在携わっている」です。

スカウトについて

  • 1ヶ月で20社以上ぐらい(数えてないんですが、カジュアル面談をお願いしたのは 1/2.5社 ぐらいの割合です)
  • 無差別打診(つまりコピペ)だなと感じるスカウトについては優先度低くさせていただきました…

ターゲティングしていただいてると感じたスカウトから主に「カジュアル面談おねがいします」と返信しました。

「スカウトはプロフすら見てない」というのをよく聞いてたんですが、YOUTRUSTだと自己紹介だけじゃなく他己紹介、FBやTwitter、ブログまで見た上でメッセージくださるところもあったので、一概に言い切るのは良くないなと思いました(とは言え、無差別打診率が高いのは高い)。

余談ですが「宛名がわたしではない誰かになっている」「UIデザイナーのわたしにCTOにならないかというメッセージを送る」など、コピペ疲れが透けて見える組織もあったので、良いご縁が早く見つかることをお祈りします…と共に、無差別打診を打ち続ければ何かがいつかHitするだろうという根性論ベースの活動は、費用対効果低そうですし、組織の信頼性の低まりにも繋がるので、KPI設計とフローの見直しをされたほうがいいんじゃないかなと思いました(老婆心全開)。

カジュ面感想詳細

スカウト(リファラルも)からのカジュアル面談は「個別会社説明会 件 0次面接」

リファラルでもスカウトでも、個別会社説明会率95%というぐらい、資料を見ながら組織の説明をしてもらうところが多いです。

  • お互いの自己紹介
  • 会社説明(15分〜30分)
  • 質疑応答

が主な流れでした。

良かったところ

自分がユーザーではない事業を提供されている場合など、説明していただくことで「その業界にそんなでかいペインが!!!!」や「これがDX…!」と、普段の生活では知ることができない業界ドメインのお話しが聞ける機会となったり、事業内容(提供価値)がすばらしい上にデザイナーとしての価値観もあった方とは「デザインの力で変えていきましょう!!!!!!(DesignShipの影響を強く受けすぎた二人)」と初対面とは思えない盛り上がりになったり、「デザイナーが増えるともっとこんなことできるようになるはずなんです」という、公開されていない具体的な展望を伺えたりと、個別会社説明会はそれはそれで良さがありました(なんだか上から目線な感じですみません………)。

残念だったところ(反省点)

質疑応答の時間が短く感じられる場合が多かったので、事前に資料を見せてもらえる場合(結構あります)や、事業内容を把握している(既にサービス利用者だった)場合は端折ってもらうのが正解かなと思いました!

「0次面接」の部分については後ほど書きます。

こちらの期待するカジュアル面談は「求人情報では得られなかったエントリーの判断材料になるものを得る機会」

良かったところ

こちらは1社限定でしたが「採用担当(スカウト)の方のコーディネートが神がかりすぎていた」組織があり、「面談超えて勉強になりました…御社入れるなら入りたい…」となったことがありました。

残念だったところ(反省点)

こちらは、上記の1社以外はほとんどでしたが、知っている情報以上の「判断材料になるもの」を得られる感じは希薄でした。

お互いのトークテーマが設定されていないのが問題のような感じがしたので、こちらとしては「何を聞きたいかを纏めて、事前に伝えるなどをしたほうが良かったな」というのと、採用される側としてはMeetyのURLを伝えてもらうのが最適解なんじゃないかと思いました。わたしに限らず、多くの転職希望者はカジュアル面談に「求人情報では得られなかったエントリーの判断材料になるものを得る機会」の部分を期待していると思いますし、Meetyは現場の人が主にテーマを設定することになるので、現場の人ならではの「判断材料になるもの」を提示できるのでカルチャーマッチ率の向上にもなると思います。

小さな組織ほどカジュアル面談で選考が走っている

大きな組織は「カジュアル面談で選考はしない」をルール化されているところがありましたが、小さな組織では0次面接としてカジュアル面談を設定しているところもあり(あえてそうなってるのかはわからないですが)、わたしのスキルと職歴を説明させられる+詳細を質問される(30分ぐらい)や、「それでは(0次面接は通過ということで)、このあと1次面接なんですが〜」と、一方的に話しを進められてしまうところもあってつらかったです。

その場で「無し」感を出されるのもつらい(スカウトからのカジュ面なのでミスマッチ率も高い)ですし、こちらから断るとしても結構勇気が必要なのと、結局どちらにしても対面で伝えるのはお互い良い気持ちにならないと思うので、面談終了後に案内してもらえたらありがたいなと思いました。


カジュアル面談は初めての体験だったので、とても楽しかったです。 わたしのようなものに声をかけてくださった知人・ともだち各位と、貴重なお時間をくださった採用担当者さま、面談担当者さま、本当にありがとうございました!!!

こちらからは以上です。